ムに。


【タイトル】ムに。
【配布サイト様】TRANSPARENCY

ソフト概要
ジャンル  :チキュウ系自己完結型ノベル(一般向け)
配布形態  :フリー配布


ストーリー
目が覚めたら、世界は崩壊していた。


それでも俺は生きている。生きていた。
そして出会った。天使のような、彼女に。

(配布元より引用)

淡々とストーリーを読み進める形で、
選択肢は最後にひとつだけあります。
それによって話自体も大きく変わりますが、
選択肢中にセーブをすれば簡単に両方見られます。
因みにクリア後の座談会はキャラ崩壊、してます!

システム面は、問題ないです。
と言っても分岐時のセーブしか確認していないので、
これと言って特に工夫などはありません。

イラストは可愛いと思います。
登場人物は3人ですが、
それぞれイラストに雰囲気が出ていると思いました。

難易度は上に書いたように、
選択肢がひとつしかないので誰でもクリアできます。

キャラは一人一人語らせて貰います。
(ネタバレのため反転有り)

浩平(主人公)。
突然孤独な世界に放り出されている主人公。
結構可哀想かなって思うんですけど、
みかのお陰か特に発狂とかはないようでした。
『前の浩平』にはあったのかもしれません。
こんな状況の中で予想外の冷静っぷりなので、
感情移入というよりは第三者目線になると思います。

次にみか。
このゲームで鍵となる謎のキャラです。
ストーリーの分岐によって、
みかの立ち位置が全く変わるのが不思議な感じですね。
苦手な人もいるかもしれないです。
(私はパラレルワールドみたいな感じで好きですが)
みかじゃなく男を選んだ方がトゥルーエンドなのかな。
みかを追いかけた時のエンドはあまりに酷いので…
いつの時代の医学かは分かりませんが、
人の記憶を操作するって言うのは凄いですね。
しかも本人の意思次第で消えない場合もあると…
なかなか面白い設定だと思いました。