家畜おじさん

!オススメ!

【タイトル】家畜おじさん
【配布サイト様】禁飼育

ソフト概要
対象年齢  :みんなプレイできる
ジャンル  :まったりほのぼのはんざいギリギリあうつさくひん
おーえす  :Win
せいさくツール:えぬすく(高橋直樹
プレイ   :にじかんくらい


ストーリー
■月※日
電信柱のところに
おじさんが捨てられてました。
ケガをしていました。かわいそうだなぁと
思い、連れて帰ることにしました。
おっちゃんに怒られるといけないので
こっそり飼うことにしました。
(配布元より引用)

おじさんに囲まれているゲームです。
シリアスシーンあり、普段は日常ほのぼのギャグあり。
最初の方は結構謎が多い感じで、最後に一気に全部の謎が解けます。
上手く最後まで謎を綺麗に引っ張れてる作品、ボリュームも十分。
親戚のおっさん、がびょう先生、しゃべらないおじさん、
3人との関わりを事細かに描写しているので、
主人公の感情が理解しやすかったです。
ただちょっと日常シーンで同じようなやり取りがあったので、
途中で飽きてしまったところがあるかも…
でも最後の最後でぶわっと胸に来るものがありました。
一人一人を細かく描写していたから出せた感動な気がします。
こんな見た目も紹介もギャグ風味なゲームですが、
複雑な人間関係、そしてそれぞれの成長を描いた作品です。

システム面は特に不具合ありません。
ただ選択肢が出ている間はセーブが出来ないです。
選択肢が最後の方だったので、
間違えた時にタイトルからスキップを待つ間が暇でした←
怪しげな雰囲気になったらセーブをお勧めします!
クリア後没話が見られます。

イラストはデフォルメキャラで可愛いです。
主人公の目がたまに怖いです(笑
でもみんな愛嬌あって凄く良かったですね!

難易度は結構簡単です。
選択肢は一回。
死してなお立ち上がれ!!
って感じですかね?←


キャラは一人一人語らせて貰います。
(ネタバレのため反転有り)

くもり(主人公)。
ネタ主人公に見えて、
実は最初から最後まで一番苦労したっぽい子。
この環境は…やさぐれても仕方ない気がしますね!
おっさんとのやり取りを第三者目線で見ていると、
所々にある優しさがちゃんと垣間見えるんですが、
当人はそんな細かいところ見る前にブチッてきますよねぇ←
会ったばかりのおじさんに懐いてしまう気持ちも分かります。

がびょう先生。
最初から最後まで怪しいフラグびんびんだった先生。
正直彼が幽霊だと思ってましたね!
多分作者様の予想通りなんでしょうけど←
なんか彼には2回も殺されてなかなか鬱陶しい人でした!(泣
っていうか最後には落ちそうになった時助けてくれたのに、
何でバッドENDでは自分で殺しちゃうんだ先生(笑
顔は怖いし!
なんか野菜貰ったから勘違いしちゃった、
可哀想なおじさんって感じでした←

おっちゃん。
素直になれないんだなーと見ていてもどかしくなるおっちゃん。
正直、途中から姪が大好きオーラは凄い伝わってきたんだけど、
年頃の娘をどう扱っていいのか分かってないというか…
くもりが聞き分けの良い子でよかったけど、
普通の思春期の娘みたいに反抗期とか迎えてたら、
もう一生話さない仲になっちゃってたんじゃ…
ぎっくり腰とおじさんに感謝すべきですね!

きもいおっさん。
絶対パチもんだと思ってたけど本物だった!(笑
最初数珠貰おうとしてた時に、
その数珠を持ってると幽霊が寄ってこない、と思ってたんですね。
それで誰が幽霊か気づく、みたいな流れを予想してたんですけど。
割るなよ、数珠を、お前がああああ って感じでした(笑
確かに見た目も存在も何もかもが一番怪しかったです。
が、怪しすぎて逆に信頼できるというか、
話してること自体は先生に比べて全然怪しくなかったですね!
おっさんと結構気が合ってて、
彼らのやり取りは見てて楽しかったです(笑

ねこ。
擬人化すると、信じていた時期がありました。
とにもかくにも、最後に分かったのは、
結局ケツが見せたかった変態ねこって事ですね!(笑
感謝の気持ちならせめてネズミ捕ってくるとかで表せよ!
いやそれも迷惑ですが!

おじさん。
話を読んでても不思議とくもりと一緒に懐きたくなるおじさん。
こんなおじさん拾いたい…!←
しかもパソコン打ってたところ怪しんでたのに。
遺書か!?犯罪予定か!?黒い仲間と連絡かあああ!?
と一瞬疑っていた私が馬鹿でした。
せめてブログって言って下さいおじさん…!
料理も上手だし優しいし良い人だし忍者だし、
多分例に漏れず一番好きなおじさんですね!
最後も後悔を口にしてましたがお母さんの言葉を聴いて、
病院でちゃんと話していればまた何か変わったのかな、と。
その後悔をくもりに味わわせないようにしたのがこう、
上手く言えないですけど、さすがおじさんって感じでした!